2016/06/23 戦略について

2016年6月23日 戦略について

戦略とは
  現在の立ち位置を把握し、その先のあるべき姿を想定し、そこに行き着く姿を考える。
    ⇒目的+手段

目的のない戦略は存在しない。

目的が具体的かつ明快に設定できれば「戦略作り」の道程の半分終了。

戦略の階層性
  目的と手段は階層的につながっている

どの階層の戦略が適切なのかを考えること

選択と集中
  複数の選択肢から、最も重要なものを選択し、それに集中
    ⇒複数の選択肢を比較することは大きなポイント

戦略の本質とは、何をしないかを決めること(マイケル・ポーター

目的と手段を選択するときは、的確な現状分析に基づいている必要がある。

戦略的であること
  現状分析ができている
  分析に基づいて目的が選択されている
  目的達成のための手段が選択されている
  選択された目標の達成に集中されていること
  選択した理由が説明可能であること

目的の種類
  上位目的
  戦略目的または戦略課題(上位目的に対する手段)

戦略の立て方
  上位目的の確認
    上位目的は自明のこと
  現状分析
    基盤づくり
  戦略目的の設定
    選択肢の洗い出し(ロジックツリー)
  手段の開発
    アイデア出し
  戦略の明文化
    文章でなるべくシンプルに記述する
  展開シナリオへの落とし込み
    実施案レベルのものを時間軸でシナリオ化する

戦略的であるか
  目的が明確
  すべての手段が目的に向かって集中しているか
  理由を明快に説明できるか

接続詞
  この結果として(だから、なので)
  このことを理由として(だから、なので)
  このことの理由は(なぜなら)
  このことを目的として(このために)
  これに加えて(そして)
  ここまでをまとめると(要するに、つまり)

論理に困ったら逆から考える。
並列のつながりは、「同レベル性」と「網羅性」が大切。

帰納法
  複数の事柄から結論を推論すること
演繹法
  一般的な常識から結論を推論すること

So What?
  要するに、AだからBというロジックを明確にすること

why So?
  Bなのはなぜか?(それは、Aだから)